2020年3月26日のハナタカ優越館では、埼玉県深谷市にあるもやし専門店「飯塚商店」の飯塚雅俊さんと泰子さんご夫婦が、「もやしの基礎知識」「もやしを長持ちさせる保存方法」「もやしを調理する時注意すべきこと」について教えてくれました。
みなさん、もやしについてどんなイメージをお持ちですか?
管理栄養士 豊田愛魅さんによると、もやしはひょろっとして栄養がなさそうに思われがちですが、ビタミン、ミネラル、食物繊維などたくさんの栄養素を含む頼もしい食材なのだそうです!
それぞれまとめます。
Contents
『もやしの基礎知識』
もやしとは種や豆から生えた新芽のことを言います。(芽出し野菜とはもやしのことです)
【もやしの種類】
小豆の芽も大根の芽もすべてもやしで、かいわれ大根はもやしの仲間です。
もやしの種類は原料になる豆の違いだけです。
お店で販売しているのはだいたい「緑豆」「大豆」「黒豆」の3種類で、日本国内の約9割が「緑豆もやし」です。
専門店が教えるもやしの栄養
ビタミン、ミネラル、食物繊維がたくさん含まれますが、その中でも食物繊維はレタスより多く、黒豆もやしにおいては、脂分の代謝に必要なビタミンB2がレタスの倍含んでいます。
【ビタミンB2とは】
脂質の代謝やエネルギーを作る働きがあるため、脂質の多い食材(肉など)と相性が良く一緒に食べると良いそうです。
『もやしを長持ちさせる方法』
もやしは野菜の中でも賞味期限が短く長持ちさせずらいものです。
【もやしが古くなったサイン】
袋の底を見て、袋に水が溜まっていたら古くなった状態です。
すぐに使わない場合の保存方法
もやしをすぐに使わない時は、少し袋を開けて(つまようじなどで袋に数か所穴をあける低同でも可)冷蔵庫で保存しましょう。
もやしは生きているので、真空状態にすると呼吸ができなくなり鮮度が落ちます。
『もやしを調理するときに注意すべきこと』
もやしは出荷する前に洗浄されているので、そのまま調理しても問題ありません。洗わず、袋からそのまま調理するのがおすすめです。
水洗いするとうまみや栄養素が水に流れ出してしまいます。
「もやしの塩こんぶ和え」専門店おすすめのレシピ
飯塚泰子さんが一番簡単で一番おいしい食べ方を教えてくれました。それが「もやしの塩昆布和え」です。
ゆでたもやしを塩昆布とごま油で和えます。
「もやしの塩こんぶ和え」をおいしく作る注意点
もやしを茹でるのは5秒です。そのあと余熱で火を通します。
もやしの塩こんぶ和えは高級焼き肉店で出される突き出しのような味だそうです。今夜の夕食の一品に、さっそくもやしを買ってきて作ってみたいと思います。
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「もやしを長持ちさせるひと手間」が為になりました!
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参考になれば嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました♡
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