2020年3月7日のにじいろジーン「常識まるとくアップデート」のコーナーでは、食材の保存法に関する情報が特集されました。
食材保存の達人で野菜ソムリエのプロ 西川剛史さんが、「みそ」「しょうゆ」「米」の新常識を教えてくれました。
それぞれをまとめます。
『みそ』は冷凍保存でおいしさキープ
最新のみその保存法は「冷凍保存」です。
みそはお店で売っている時が一番おいしい発酵具合です。開封後に常温や冷蔵保存すると、酵母菌による発酵がどんどん進み、余計な酸味やアルコール臭が出てしまいます。
冷凍庫に入れ、酵母菌を眠らせることでベストな状態がキープできます。
【みそを冷凍庫に入れて凍らないの?】
みそは塩分濃度が高いので-30度まで凍りません。
一般の冷凍庫は-18度くらいまでしか下がらないため、使うときに解凍する必要がなくそのまま使うことができます。
『しょうゆ』は冷蔵保存で温度と光から守る
最新のしょうゆの保存法は「冷蔵保存」です。
しょうゆは、酸素や温度や光の影響により、開封後一気に酸化が進み味も香りも落ちます。
冷蔵庫に入れ、温度を下げ光を防ぐことで酸化のスピードを遅らせることができます。
『米』は冷蔵保存でおいしさをキープ
最新の米の保存法は「冷蔵保存」です。
お米はしょうゆと同様、温度が高いと酸化が進み味が落ちます。
冷蔵庫で冷やすことで酸化を防ぐことが重要です。
炊いたご飯をしばらく置いておく場合
炊いたご飯を炊飯器や冷蔵庫で保存する人も多いようですが、炊いたご飯をしばらく置く場合は、炊けたご飯をすぐに冷凍するのが新常識です。
炊けたご飯をすぐに保存容器に入れ冷凍しましょう。
ごはんが一番おいしいのは炊けてすぐです。水分と旨みがたっぷり詰まった「湯気」と一緒の保存容器に移し冷凍しましょう。そうすることで、ご飯の一番おいしい状態がキープできます。
【温かいご飯を冷凍庫に入れる時は】
急速冷凍室で凍らせ、冷凍庫に移すようにしましょう。
また、急速冷凍室がない場合は、冷凍庫内の区切られた部屋(トレーなど)を利用すれば、他の食材を溶かすこともありません。
保冷剤を使って個別に調節するものおすすめです。
参考になれば幸いです。
最後までお読みくださりありがとうございました♡
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