ズッキーニは今が旬の野菜です。
ズッキーニはきゅうりに似ていますが、かぼちゃの一種です。
ズッキーニを常温で保存するときは、新聞紙で1本ずつ包んで保存をすると水分が抜けにくくなるので長持ちします。
風通しいの良い冷暗所に置いて保存したほうがよいのですが、夏は高温になることが多いので、すぐに使い切れないときは早めに冷蔵、冷凍保存をしましょう。
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ズッキーニは冷蔵保存したほうが良い?
ズッキーニを冷蔵保存するときは、ラップでしっかりと包み野菜室で保存しましょう。
ズッキーニは乾燥しやすい野菜なので、日が経つと中がスカスカになってしまうことがありますが、上手く乾燥を防ぐことができれば2週間ほど保存できます。
ズッキーニは冷凍保存できる?
ズッキーニは冷凍保存できます。
冷凍保存するときは、「1本まるごと保存する方法」と「使いやすい大きさにカットしてから保存する方法」があります。
1本まるごと冷凍するとき
ズッキーニを水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取り、ラップでぴったりと包んでから保存袋に入れて冷凍します。
カットして冷凍するとき
ズッキーニを水でよく洗い、キッチンペーパーなどで水気をよく拭き取り、好みの大きさにカットし、保存袋に平らになるように入れ、空気を抜いてから口を閉じて冷凍します。
冷凍したズッキーニのおいしい調理法
カットして冷凍したズッキーニは、解凍せずに炒め物やスープなどに使用することができます。
丸ごと1本冷凍したときは、ラップを外して流水に当てて解凍します。半解凍状態になったら水気を取り、好みの大きさにカットしてから使用します。
完全に解凍してしまうと水分が抜けすぎてしまうので、半解凍での使用がおすすめです。自然解凍をすれば生でサラダにも使用することができます。
ズッキーニにはどんな栄養があるの?
ズッキーニは、β-カロテン、食物繊維、ビタミンC、カルシウム、葉酸、ビタミンK、カリウムなどの栄養成分を含んでいます。
βカロテンは、代謝を促進する作用や活性酸素の発生を抑えたり、除去する作用があるので、アンチエイジングの効果が期待できます。
カリウムには余分な水分や塩分を排出する作用があるので、高血圧やむくみの予防効果も期待できます。
また、ズッキーニのカロリーは100gあたり14kcal、糖質は1.5gなので、ダイエットにも効果的です。
健康に美容に良い成分を含むズッキーニですが、その多くは水分でできているので、他の野菜と上手く組み合わせることで栄養バランスを補うことができます。
おいしいズッキーニの選び方
ズッキーニを選ぶときは、太すぎず均一にふくらみがあるものを選びましょう。
太さはきゅうりの2~3倍ほど、長さは20センチ前後を目安としておくとよいでしょう。
皮が柔らかくてツヤがあり、表面に傷がなく、色が濃いものを選ぶことも選び方のポイントです。
ズッキーニを下処理するときには
ズッキーニの皮にはややべたつきがあるので、下処理を行うときは、流水でしっかりと洗い汚れを落とすことが大切です。
皮は柔らかいので、剥かなくてもよいのですが、ヘタに苦みがあるのでヘタと先端部は切り落としましょう。
生でサラダなどに使用するときは、皮は剥いても構いませんが、ズッキーニにはわずかにアクがあるので、塩でもんでから使用しましょう。
加熱する場合でもアクが気になるときは、切った後に水につけてアク抜きをしましょう。
ズッキーニの切り方
ズッキーニの基本的な切り方は輪切りです。
加熱するときは食感が残る1センチくらいの大きさにカットし、サラダにするときは1ミリほどにカットするとよいでしょう。
その他、炒め物に入れるときは乱切り、副菜などには角切りがおすすめです。
サラダなどには千切りもよいのですが、あまり細くなりすぎると食感がなくなってしまうので、少し太めに切るとよいでしょう。
イエローのズッキーニとグリーンのズッキーニの違い
ズッキーニには、イエローのズッキーニとグリーンのズッキーニがあります。
この2つのズッキーニは、色と果皮がグリーンのほうがやや固いという違いがありますが、その他には大きな違いがありません。しかし、調理法によって食感に違いが生じます。
生で食べるとき
<グリーン>少し青臭さを感じることがある。食感はかぼちゃに似ている。
<イエロー>グリーンに比べるとクセがなく食べやすい。柔らかくふわっとした食感。
炒めたとき
<グリーン>コクがあり濃厚な味になる。食感は中心部はナスのようなとろっとした食感になる。
<イエロー>淡泊ですっきりとした味になる。中はとろり、外側はほどよい歯ごたえを感じることができる食感になる。
茹でたとき
グリーンもイエローも大きな違いはありません。
最後までお読みくださりありがとうございました♡