2020年1月28日のあさイチでは、知って便利な『爪楊枝(つまようじ)活用法』が紹介されました。
どのご家庭にでもある爪楊枝、刺す、かき出す、描くなどして、便利な使い方がたくさんあります。
便利な活用法をご紹介していきたいと思います!
Contents
『調理でのつまようじ活用法』
つまようじの調理ワザを教えてくれたのは料理研究家の 松田美智子さんです。
【レタスへの活用法】
東大農学部の牧野さんによると
「レタスの芯には生長点があり、細胞分裂のためにたくさんのエネルギーを使っています。
芯の部分につまようじを刺して生長点を止めると、レタスが成長しずらくなり、葉に含まれる水分が使われにくくなるので、鮮度が保ちやすくなります。」とのこと。
「つまようじを刺したレタス」と「刺さなかったレタス」を冷蔵庫に入れながら1週間観察したところ、つまようじありのレタスのほうが水分減少率が低く、みずみずしさが全然違うという結果になったそうです。
レタスにつまようじを刺す場合は、芯に三角形になるように刺します。生長点に届くように、つまようじの2/3ほどの深さまでしっかりと刺してくださいね。
【レモンへの活用法】
レモンを絞るとき、包丁で切って絞りますが、その時タネが落ちてしまうことがありますよね。
① レモンを押しながら転がし、柔らかくします。
② レモンの真ん中あたりにつまようじを3本刺して回し、穴をあけて絞ります。
この方法なら、キッチンに立つ必要がないので、ほしい時にテーブルでさっと絞れますね。
【しいたけへの活用法】
しいたけについている汚れは、水で洗うときのこの風味が落ちてしまいます。
風味を落とさず汚れを取るときに便利なのがつまようじです。つまようじならヒダに入り込んだ汚れも簡単に落ちます。
つっつきすぎるとしいたけが傷ついてしまうので、汚れの大きさによって反対側の太いほうを使ってみると良いです。しいたけの風味が落ちないので、おいしさを丸ごと食べることができますよ。
【かぶへの活用法】
かぶには葉にも根にも栄養素がたっぷり詰まってます。
かぶを調理するときは茎がついているほうが煮崩れしないし見た目もおいしそうです。ただ、葉の根本に入り込んでいる土が気になりますよね。
かぶの土を取り除くときにもつまようじが便利です。
土をつまようじでかき出した後、水ですすいでください。水で洗っただけの時より土が落ちるので、葉付きのまま調理できますよ。
『掃除でのつまようじ活用法』
掃除でのつまようじ活用法を教えてくれたのは掃除コンサルタントの上原好志子さんです。
つまようじを使うと細かいところまできれいにできるので、雑巾が入りきらないような隙間掃除にピッタリなのだそうです。
【キッチンの掃除】
蛇口の付け根部分は、ついつい見落としがちな部分ですが、水垢や調理くずがたまると悪臭になることがあります。
① 汚れに水をかけて、汚れを柔らかくします。
② つまようじの細い部分で汚れをこすり落とします。
③ 汚れをかき出したら最初に水拭き、そのあと乾拭きします。
【トイレの掃除】
便器と床の隙間は、トイレ特有の汚れにほこりがついたりカビが生えやすい場所です。
汚れが増殖して悪臭の原因になることも!定期的につまようじで汚れをかき出し、水拭きしてから乾拭きしましょう。
【サッシの鍵の掃除】
サッシの鍵は、ほこりや砂がたまりカビが生えやすい場所です。
つまようじの先にティッシュペーパー1枚を細くクルクル巻き付けたもので、細かい汚れを掘り出します。
【換気扇の掃除】
フード部分の油汚れは中性洗剤を落としますが、換気扇スイッチの油汚れにはつまようじが活躍します。
何もつけない乾いたつまようじで汚れをかきだします。
その他、フローリングの隙間、ヘアブラシの隙間には「乾いたままのつまようじ」が、便座のつなぎ目の隙間や鍵穴には「ティッシュを巻いたつまようじ」が便利です。
『ネイルでのつまようじ活用法』
今人気のヒョウ柄ネイルが、つまようじで簡単きれいにネイルできます。
日本ネイリスト協会認定講師の新井詩織さんがつまようじのネイルテクニックを教えてくれました。
① スプーンで甘皮を軽く押し上げます。
② レシートの表面で爪を磨きツヤを出します。
③ ベースコートを塗ります。
④ ベースカラーを塗ります。
⑤ つまようじの細いほうを使って、ひらがなの「こ」の字をいろいろな向きになるように書きます。
⑥ 最後にすべての爪にトップコートを塗ります。
今日は国会中継があったため、番組がいつもより短縮されました。
後日、今日放送できなかった活用法を紹介してくれるそうです。
放送後、この記事に追記していきますので、楽しみにしていてくださいね。
最後までお読みくださりありがとうございました♡