こんにちは。
2020年2月17日のZIP!特集では、パンの研究家 片山智香子さんが『失敗しないパンの冷凍と解凍方法』を教えてくれました。
家庭でパンを冷凍するとなると、解凍した時ふにゃふにゃになったり、硬くなってしまったりして失敗することも多いようです。
片山さんの方法を使えば、スーパーで売っている冷凍パンのように、外側はカリっと、中はもちもちのパンを再現することができます♪
番組の中で紹介されたワザをまとめたいと思います。
失敗しない食パンの冷凍と解凍方法
冷凍のタイミング
パンはスライスした時点で乾燥していくので、おいしい状態をキープするためには、購入直後に冷凍するのがおすすめです。
パンの中にあるデンプンは、焼き上げたときはふわっと柔らかですが、常温状態に置くと結晶化して水分が蒸発するため硬くなります。
冷凍の仕方
1枚ずつラップに包んで冷凍するのがおすすめです。
袋ごと冷凍すると、空気に触れる面が多くなります。出すときにくっつくのはパンの断面に霜が降りるからです。(パンの中の水分が抜けたため)
解凍の仕方
冷凍のままトースターで焼くのがおすすめです。トースターに入れる前に霧吹きで麦茶を吹き付けてから焼くと風味も食感もアップします。
パンの小麦も麦茶の大麦も同じ麦なので相性が良いです。解凍時に失われる「小麦の風味」がカバーできます。
高級食パンの冷凍と解凍方法
高級食パンは一度冷凍しても、おいしさを復活させることができます。
① 一枚ずつラップに包む
② 電子レンジの解凍機能を使って解凍する
解凍するときは、クッキングシートを敷き、ふんわりラップをかけます。
クッキングシートを敷くことでパンから蒸発した水分がパンの底にたまるのを防止できます。
菓子パンの解凍方法
菓子パンは、パンと中身の解凍時間が違うので、おいしく解凍するのは難しいものです。番組では「あんパン」と「カレーパン」について扱われました。
あんパン
レンジの解凍機能で約2分加熱します。
カレーパン
レンジの解凍機能で約3分加熱したあと、トースターで約2分トーストします。
解凍して焼いた後は、揚げたてのようなもちもち、サクサクの食感になります。
最近スーパーでよく見かける冷凍パン。種類もバリエーションも豊かで、見ているだけでも楽しいですよね。
冷凍パンの魅力は「おいしさそのままを食べられる」ことです。
家庭で冷凍するパンも、片山さんの技を使えば市販の冷凍パンのようなおいしさで食べられること間違いなしですよ♪
是非試してみてくださいね!
最後までお読みくださりありがとうございました♡