冬から春にかけて旬を迎える野菜のひとつにブロッコリーがあります。
ブロッコリーは栄養豊富でいろいろな料理に使うことができます。
ブロッコリーの保存方法
冷蔵保存するときの注意点
ブロッコリーを冷蔵保存するときは、「生のまま保存する方法」と「茹でてから保存する方法」があります。
【生のブロッコリーの保存方法】
生のまま保存をするときは、外側の葉を取り除き、湿らせた新聞紙になどで包み、ビニール袋やラップをかぶせて立てた状態で保存しましょう。
生での冷蔵保存する場合の消費期限はは2~3日程度です。長く保存をしていると、つぼみが開いたり、黄色に変色してしまうので注意が必要です。
【茹でたブロッコリーの保存方法】
ブロッコリーを茹でて保存をするときは、塩茹でをします。
日持ちがする茹で方は、ブロッコリーの茎の部分を下にし、蕾は蒸気で加熱します。
ブロッコリーをざるにあげたら、なるべく重ならないようにして自然に冷します。
水につけて冷ますと水分を含んでしまうので日持ちが悪くなります。茹でたブロッコリーは5日ほど日持ちしますが、なるべく早めに食べることを心掛けておきましょう。
冷凍保存するときの注意点
ブロッコリーは冷凍保存できます。冷凍する方法にもまた「生のままで保存」する方法と「茹でてから保存」する方法があります。
【生のまま冷凍する方法】
生のまま冷凍保存をするときは、ブロッコリーを小房に分けて切り落とし、1つ1つラップに包み、最後に保存袋に入れて保存します。
ブロッコリーは生のまま冷凍保存をすると、シャキッとした食感を維持することができ、また、加熱をしないのでビタミンが抜けにくいというメリットもあります。
【茹でてから冷凍する方法】
茹でて冷凍保存をするときは、ブロッコリーを房に切り分け、塩を加えた熱湯でさっと茹でます。
茹で時間は30秒ほどで固めに茹でることがポイントです。茹でたらザルにあげてしっかり水気を切ります。
キッチンペーパーなどで余分な水分を拭き取るとなおよいでしょう。自然に冷まし、冷めたら保存袋に入れて冷凍保存します。
【冷凍保存の正味期限】
冷凍保存の賞味期限は約1ヵ月を目安にしましょう。
冷蔵よりも長く保存することができ、味も食感も損なうことなく保存できるので、すぐに使用しないときは冷凍保存がおすすめです。
おいしいブロッコリーの選び方
おいしいブロッコリーを選ぶときのポイントは、蕾が小さく粒が揃っていてしっかりと詰まっているものを選ぶことです。
また、花蕾の形がこんもりとしていて、中心が盛り上がっているものを選ぶとよいでしょう。
ブロッコリーは傷みが早いので、カスが入ったように空洞ができていないか確認することも大切です。
茎がしっかり残っていて、切り口がみずみずしく、黒ずんでいないもの、茎に空洞などがないものが新鮮なものを選びましょう。
どの野菜にも言えることがですが、色が鮮やかで緑の濃いものを選びましょう。
ブロッコリーの洗い方
ブロッコリーは中にゴミや虫が入っていることがあり、ただ洗い流すだけでは、しっかりゴミや虫などを落とすことができない場合があります。
ブロッコリーを洗うときは、ボウルに水を入れ、蕾の部分を下に向けて水に浸し、10分~20分ほど放置します。
時間が経ったら蕾を下に向けてふり洗いをしましょう。
また、ポリ袋にブロッコリーをがかぶるほどの水を入れて放置しておくという方法もあります。
放置する時間がないというときは、ボウルに水を入れ、蕾を水に浸した状態でぐるぐると回転させれば遠心力でゴミや虫を落とすことができます。
よりしっかりと洗いたいというときは、水に浸すときに重曹や塩を入れておくと効果的です。
小さじ1杯ほどの重曹や塩を入れるだけでよりしっかりと洗うことができます。
塩や重曹は口に入れても問題がないので、安全に洗えるというメリットもあります。
おいしいブロッコリーの茹で方
ブロッコリーは塩をきかせて茹でたほうがおいしく仕上がります。
① ブロッコリーをおいしく食べるための茹で方は、まず鍋にたっぷりのお湯を沸かして塩を入れます。
② お湯が沸いたらブロッコリーを入れます。
③大きさにもよりますが、2分~3分程度茹でます。
2分程度経ったら太いものを取り出して茎の根元を触ってみるか、食べてみてしっかり茹であがっているか確認してみるのもよいでしょう。
茹であがったらブロッコリーをザルにあげ、そのまま自然に冷まします。
水につけて冷ますと水分を含み、水っぽくなってしまうので、ザルにあげてしっかりと水気を切り、荒熱がとれるまで冷ましておきましょう。
最後までお読みくださりありがとうございました♡