2020年6月11日のZIP!「マスカレッジ」では、『梅干しのおいしい食べ方』が特集されました。
クエン酸とリンゴ酸が多く含まれている梅を塩漬けし、何日も日干しして旨みを凝縮させる梅干し。梅干しは驚異の健康パワーを秘めていると言われています。
和歌山県立医科大学准教授 宇都宮洋才さんが、梅干しと相性が良い「最強の組み合わせ」を教えてくれました。
『梅干しのおいしい食べ方』
1 梅×白米
梅干しの塩分と酸味でお米の甘さが際立つ相性抜群の組み合わせです。
2 梅干し×マグロのお刺身
魚独特の臭いに梅干しの酸味・塩味が加わることでおいしい食べ合わせになります。
味が合うだけでなく、「魚に含まれるのDHA」と「梅干しに含まれる抗酸化作用(梅リグナン)」が相乗効果で生活習慣病の予防に役立ちます。
3 梅干し×シラス
味の相性はマグロ以上!シラスの適度な塩加減に梅干しの適度な酸味が加わりマイルドな味になります。
シラスに含まれるカルシウムは単独では体に吸収されにくい成分ですが、梅干しのクエン酸と一緒に摂ることでカルシウムの吸収率が高まります。
4 梅干し×クリームチーズ
梅干しの尖った部分をクリームチーズがコーティングして、味がまろやかになります。
免疫を保つ力が強い発酵食品も、梅干しと一緒に摂ることで、免疫のバランスを整え健康維持を助けます。
5 梅干し×ウナギ
「一緒に食べると死に至る」といわれてきた梅干しとウナギの相性も、科学的に見ると悪いことはなく、むしろおいしすぎる程なのだそうです(驚)
梅干しの酸味がウナギの脂を包み込み、さっぱり食べられます。また、梅干しのクエン酸とウナギのビタミンが疲労回復に役立ちます。
諸説ありますが、江戸幕府第8代将軍 徳川吉宗が、民衆がご飯を食べすぎるため、「食べたら体に悪い」という言い伝えをわざと作り、全国に広めたという説が有力だそうです。
6 梅干し×牛乳
梅ヨーグルトは暑い夏にぴったりな簡単スイーツです。
梅ヨーグルトの材料
牛乳 適量
生クリーム 適量
梅干し 1個
はちみつ 適量
梅ヨーグルトの作り方
① 牛乳と生クリームの中に梅干しを入れ、果肉が残る程度潰しながら混ぜます。
② とろみが出たらはちみつを加えればできあがりです。
牛乳の中のタンパク質が梅干しのクエン酸で凝固して、だんだんヨーグルトのような味わいのスイーツになります。
最も梅干しと相性がいい食材は・・
これまで6つのオリジナルレシピを紹介してきましたが、この中で最も梅干しとの相性が良い食材は「シラス」です。
最後に<梅干し×シラス>で作る夏にぴったりの「冷製茶づけ」を紹介します。
梅シラスの冷製茶漬けの作り方
シラス 適量
梅 1個
ごはん
大葉
きざみのり
冷たいお茶
梅シラスの冷製茶漬けの作り方
① ごはんの上にたっぷりのシラスをのせます。
② 梅干しを真ん中にのせます。
③ 大葉と刻みのりをのせ、冷たいお茶を注ぎます。
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ぜひ試してみてくださいね・・!
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最後までお読みくださりありがとうございました♡
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