独特の食感と風味が人気のエリンギは、和洋中どの料理にも使用できる便利で美味しいキノコです。
ここでは、「エリンギの正しい保存方法」と「冷凍したエリンギのおいしい食べ方」を紹介します。
Contents
エリンギの正しい保存方法
エリンギを常温保存する
エリンギに最適な保存温度は0度~5度ほどです。そのため、エリンギを常温で保存すると傷みが早く、すぐに腐ってしまうので注意が必要です。
常温で保存をするときは、エリンギの入った袋の口を少し開けて冷暗所で保存しましょう。
エリンギを冷蔵保存する
エリンギを保存するときは、パックに入れたままにしておくと湿気がこもりやすいので、早めにパックから出しましょう。
エリンギは水に弱いという性質があるので、水洗いはせず、汚れを軽く落としてそのままキッチンペーパーで包み、保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存をします。
カットしてしまうと傷みが早いので、カットしたエリンギは数日中に使い切ったほうがよいでしょう。
エリンギを冷凍保存する
エリンギは冷凍でも保存することができます。
エリンギは水に濡らしてはいけないので、汚れている部分をキッチンペーパーなどで吹き取り、石づきを落として食べやすい大きさにカットします。
カットしたエリンギはフリーザーパックに入れ、空気をよく抜いてから冷凍庫で保存します。
エリンギを乾燥させて保存する方法
エリンギは乾燥させて保存することもできます。
エリンギを乾燥させるときは、予め使いやすい大きさにカットしておきます。
カットしたエリンギは、重ならないように並べて干し野菜を作るためのネットやザルに入れて日当たりが良く、風通しが良い場所に干します。
3日~5日ほど時々裏返しながら両面しっかりと干すと完成です。
乾燥したエリンギを調理するときは、水でさっと洗い、10分~20分ほど水かぬるま湯につけて戻します。戻し汁はそのまま出汁として使用することができます。
エリンギをオリーブオイルに漬けて保存する
エリンギはオリーブオイル漬けにすると酸化による風味の劣化を防止することができるので、新鮮な美味しさが長続きします。
エリンギのオリーブ漬けは、エリンギを好みの大きさにカットし、火にかけて酒、塩を加えて加熱します。
煮沸消毒をした清潔な容器にオリーブオイルをひたひたに注ぎ、その中にエリンギを入れます。
好みでにんにくや唐辛子、ローリエなどを加えて一晩漬けると完成です。
冷凍したエリンギはまずい?
エリンギは冷凍してもおいしく食べられるのでしょうか。
エリンギを冷凍するときに水で洗ったり、水につけておくとエリンギは水に弱いので、旨みが逃げてしまい味が落ちてしまいます。
エリンギを冷凍する前は、汚れが気になるときはキッチンペーパーなどで汚れを落とし、水滴がついているときもしっかりと拭き取りをしてから保存しましょう。
調理に使うときには必ず凍ったままで使用することも重要なポイントです。
解凍してから調理をすると水分が出るので、味や食感が悪くなり、においが出ることもあります。
冷凍するとどうしても食感が悪くなってしまうので、調理をするときは食感が気にならないような料理に使ってみてはいかがでしょうか。
今回は「エリンギの正しい保存方法」と「冷凍したエリンギのおいしい食べ方」を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました♡