安売りをしていて大根を丸々一本買ったけれど、
『使い切れなくなって捨ててしまった』
『スが入っておいしくなくなってしまった』
そんな経験をしたことはありませんか。
使い切ろうと思ったのに、結局は傷んで捨ててしまうということは、非常にもったいないものです。
日々節約しているのなら、このような無駄は省きたいものですよね!
食材それぞれには適した保存方法があります。大根を最後までおいしく食べる保管方法を紹介していきます。
大根は部位により適した料理法がある
大根は、部位により味も食感も異なります。そして、先端のほうが辛く、葉に近い部分ほど甘くなります。
おいしく食べたいのであれば、その部位にあった料理法を知り、使い分けることが大切です。
上手な切り分け方としては、葉っぱは水気が付いているとしなびやすくなってしまうので、購入後はすぐに葉や茎の部分を切り分けるようにします。
大根を「葉っぱに近い根元の部分」「真ん中の部分」そして「先端部分」の3つに切り分けましょう。
このように部位別に切り分けておくことにより、保存もしやすくなります!
「大根の葉っぱ」の保存方法&おいしい食べ方
葉っぱも、炒め物やおひたしなど様々な調理方法でおいしく食べることができます。
葉っぱの部分を保存しておくのであれば、ぎりぎりのところに包丁を入れて、切り口のキッチンペーパーで巻いておきましょう。
そのままビニール袋に入れて立てた状態で保存しておくと、傷みにくくなりおいしく食べきることができます。
大根の葉を捨ててしまう人も多いかもしれませんが、じつは根の部分よりもたっぷりと栄養が含まれています。
特にビタミンAやビタミンCが豊富に含まれていて、あまり好きではないというのであれば、刻んで菜めしにしたり、炒めてふりかけにするなどの活用方法もあります。
「大根の根」の保存方法&おいしい食べ方
次に大根の根部分の保存方法ですが、3つに切り分けたら、それぞれをキッチンペーパーで包みましょう。
そのままポリ袋に入れて口をしっかり縛る、もしくはジッパー式の袋に入れて密封させた状態で冷蔵庫に入れます。
途中でキッチンペーパーがしめるようであればこまめに取りかえましょう。
このように冷蔵保存することによって、長持ちさせることができますが、とにかく時短調理をしたいというのであれば、冷凍保存がおすすめです。
冷凍保存で最後までおいしく食べきる
料理用にカットした状態で凍らせておけば、すぐに調理に使うことができます。
いちょう切りや短冊切り、輪切りなどにした大根を、保存袋に小分けにして冷凍します。
使うときにはそのまま味噌汁などに入れれば簡単に料理が完成します。この場合1か月ほどを目安に使い切るようにしましょう。
また、大根はおろして冷凍しておくこともできます。
必要な量をすり下ろしたら、水気を切って製氷皿やカップなどに小分けにして冷凍します。凍ったらそれを保存袋に入れて保存します。
ただし、この場合も1か月をめどに食べきってくださいね。
根と同じように葉っぱも冷凍することができます。細かく刻んだら塩もみして、緑色の汁が出てきたら水で洗い流します。
水気をしっかりと絞ってラップで小分けにして凍らせます。葉っぱも約1か月ほど保存することが出来ますよ。
このようにさまざまな保存方法を知っておくだけで、食材を無駄にすることがなく、おいしく使い切ることができます。
大根は胃腸の働きをサポートをしたり体にもよく、冷蔵も冷凍もでき、管理しやすい食材です。
切ったり小分けにして保管するのは面倒ですが、ひと手かけて最後までおいしく食べきりましょう♪
今日も最後までお読みくださりありがとうございました♡