さつまいもは長持ちするというイメージがありますが、保存方法が悪いと芽が出たり早く傷んでしまうことがあるので注意が必要です。
ここでは、さつまいもの上手な保存方法を紹介します。
Contents
さつまいもの正しい保存方法
さつまいもを常温保存する
さつまいもは冷気に弱いので、常温保存が基本です。
しかし、18度以上になると傷みやすくなるので、夏の暑いときには冷蔵庫に入れて保存をしたほうがよいでしょう。
さつまいもを常温で保存するときは、新聞紙に包み冷暗所で保存すると長持ちします。量が多いときは、段ボールに入れて空気穴をあけて保存をしましょう。
水洗いしていないものであればこの方法で1ヵ月~3ヵ月ほど保存が可能です。
条件が良いほど長く保存が可能ですが、できるだけ新鮮なうちに食べ切ることをおすすめします。
土がついたまま保存する
土がついたままのさつまいもはすぐに洗うという方も多いのではないでしょうか。
さつまいもについた土は、外気からさつまいもを守ってくれるので、土がついたさつまいものほうが長持ちします。
さつまいもは水分に弱く、水分がついているとその部分から傷んでしまうので、長く保存をしたいと思ったときは水洗いはせず土がついていればそのままの状態で保存しましょう。
水分がついているときは、天日干しにして乾かしてから保存をするとよいでしょう。
さつまいもを土の中に埋めて保存するという方法もありますが、冬は気温が低いと傷んでしまうので、穴を深く掘って埋める必要があります。
気候が良い時期ならよいのですが、最適な状態で保存をするためには、家の中の冷暗所や冷蔵庫で保存をしたほうが良い場合もあります。
新聞に包んで保存する
さつまいもは常温、冷蔵で保存するときは、新聞紙で包んで保存をすると乾燥や冷気からさつまいもを守ることができます。そうすることで長持ちするだけでなく、新鮮な状態を保つことができます。
新聞紙で包むと一手間かかりますが、より良い状態で保存するために準備しておくとよいでしょう。
さつまいもを冷蔵保存する
さつまいもは寒さに弱く5度以下になると低温障害を起こし黒く変色してしまいます。
寒さに弱いさつまいもを冷蔵庫で保存するときは、必ず比較的温度が高い野菜室で保存しましょう。
野菜室で保存をするときは、冷気からさつまいもを守るため、1本1本新聞紙で包み、乾燥を防ぐためにビニール袋に入れ、袋の口をゆるく結んだ状態で保存しましょう。
さつまいもを冷凍保存する
さつまいもは冷凍保存も可能です。
さつまいもを冷凍保存するときは、使いやすい大きさにカットし、水にさらしてあく抜きをします。
さつまいもは加熱してから冷凍保存したほうがよいので、電子レンジを使う、蒸す、茹でるなどの方法で加熱をしてから水気を拭き取り、保存袋に入れて重ならないように並べた状態で保存します。
さつまいもは、焼き芋にして保存をすると半解凍でもスーツ感覚で美味しく食べることができます。
また、潰して保存をするとそのままサラダやスープなどに便利に利用することができます。
茹でたさつまいもを保存するには
茹でたさつまいもは、冷蔵庫で保存をするときは、ラップでしっかり包んだり、密封容器に入れて保存しましょう。
より長く茹でたさつまいもを保存したいと思ったときは、冷凍保存がおすすめです。冷凍するときは、重ならないように保存袋入れて保存しましょう。
カットしたさつまいもを保存するには
カットしたさつまいもは切り口から乾燥していくので、切り口をしっかりとラップで包み冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
水洗いをしたり、水分がついてしまったものは、密閉できる容器に水を張り、カットしたさつまいもを水に浸して冷蔵保存をし、この状態で保存するときは、できれば翌日までに食べ切るようにしましょう。
おいしいさつまいもの選び方
おいしいさつまいもはふっくらと太く鮮やかな色をし、手にとったときにずっしりとした重みを感じるものです。
また、さつまいもの表面はくぼみが少ないもののほうが繊維質が少ないので、しっとりとした食感を味わうことができます。
甘いさつまいもを選びたいときは、ねっとした液がしみ出ているものは蜜が多く甘みが強いので、液が出ているかどうかもチェックしてみてはいかがでしょうか。
芽が出ているものや表面が変色しているもの、ひげ根が多いものは、味が落ちているので選ばないようにしましょう。
今回は「さつまいもの正しい保存方法」と「おいしいさつまいもの選び方」を紹介しました。少しでも参考になれば嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました♡
▼関連記事▼